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環境保全型農業への取組み(木酢液について)

2023.6.20

百華園では定期的に木酢液を利用しております。木酢液を炭を焼く窯から蒸留によって取り出したときは、真っ黒な液体でタールその他の不純物が含まれておりますが精製して不純物を取り除き、有効成分だけにするとこのようにきれいな琥珀色になります。

 

 

又、何とか農薬をもっと減らすためのものはないかと探していましたところ、合資会社北村化学研究所の社長さんがニンニクを木酢液につけ、それをアブラムシにかけるところころと落ちてしまいました。それにキャベツに散布すると、いつもついていた青虫がぜんぜん来てないでと教えてくれました。それでインターネットで調べてみると、ニンニクには殺菌効果、防虫効果があるようですしそれに唐辛子、クエン酸を混ぜて使うとなお一層効果が相乗されるとのこと。早速百華園も、ニンニクを漬け込んで見ました。農薬の殺虫剤を普段の倍くらい薄く、ニンニク入り木酢液を200倍くらいに薄めて散布いたしましたところ、アリマキがほとんどいなくなりました。まだ試験の段階ですが、これからも農薬を少しでも減らす為の工夫をしたいと思います。

 

奈良吉野・大阿太高原 百華園

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