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百華園のこだわり
KODAWARI
園主のこだわり
百華園は梨の収穫量よりも、梨ひとつひとつの質にこだわっています。
環境保全型農業のため子供さんでも安心してお召し上がり頂けます。
当園の作る梨は非常に甘いとお客様からもご感想を頂きます。
このコダワリの味をもっと多くの方々に知ってもらいたい・・・。
百華園は梨のネット通販を通して、贈る方の笑顔そして
贈られる方の笑顔を全国に広めて行くのを目標にしております。
奈良吉野・大阿太高原 百華園
田中秀典
農に対するこだわり
人間の生命あるいはこの世に存在する生命体は何らかの形で他の生命体のエネルギーを摂取して生存しています。
生命維持に不要な化学合成物質を摂取したり、偏った食品のみの食生活は病気の元となり、多くは退行性疾患となり死を迎えています。
国民一人一人の体と精神が健康でなければ国と、国の産業は病弊いたします。
いいかえれば安心・安全な食生活で心身を維持してこそ、健全な産業が興り国の隆盛もあるといえます。
食料の自給率が、先進国の中で一番低い日本。確かに経済では一流の先進国かもしれませんが、その他はすべて病んでいるといっても過言ではありません。
医療の技術がいくら進歩しても、次から次へと病人が増え難病が増加している有様です。
生命維持と国体の発展という視点で、これは根本からの発想の転換をはかる必要があります。
食料を生産するという事と鉱工業の経済的効率の考え方とはまったく違ったイデオロギーでなければいけません。
そしてそれを踏まえたうえでの政策決定がおこなわれるべきだと考えます。 監修 勝部正雄
草を枯らさない農園作り
雑草は生命力がとても強い植物です。生命力の強い雑草を、除草剤を使って枯らしてしまうというのはなんとも残念な処理の仕方だと思うのです。
なぜなら大地からの贈り物の雑草を削っては枯らし、除草剤を散布しては枯らすのはあまりにももったいない気がするのです。
雑草を大きく育てそれを刈り取って、大地に還元するというのはどうでしょうか。
植物は、根から栄養素を取り入れるわけですが無機体のチッソ、リンサン、カリしかなければそれを吸収いたします。
梨の木に肥料を散布するだけでなく、雑草をも育てていくという考え方のもとに、そしてその雑草を使わせていただく、いろんな栄養を吸収した雑草は腐敗発酵をして梨の木を育てる栄養素となっていきます。
又梨の果実が収穫できる時期には、それらの栄養素が梨の実にも取り込まれているでしょう。
有機体のアミノ酸となった栄養素を吸収した梨の木は栄養価の高い梨の果実を育みます。
百華園は消費者の安全を願って、栽培しております。除草剤は使わない。化学肥料は使わない。
雑草は、草刈機械で刈って大地に戻します。
漢方薬あるいはドリンク剤を生産される過程で排出される、搾りかすを発酵させて作った肥料があります。
それを毎年少しずつ果樹園に施肥しています。あるいは、農薬散布の時に木酢液を混合致しまして、農薬低減の散布方法に取り組んでいます。
これからも、いろんな方法をとりいれてより良い美味しい梨の生産に取り組んでまいりたいと思います。
草を枯らさない百華園のこだわりの訳
農園に除草剤を使わず、大きくなってきた草を草刈機械で刈り払いその草がのびてきたら又刈り払うという作業をしているのには大きな理由があるのです。
雑草を刈り払うとその雑草が農園の土を肥やしてくれるのはもちろんですが、それ以外にもっと大きな、百華園が梨を栽培する上でのこだわりがあるのです。
刈り払われた雑草が大地の上で腐食を起こすわけですが、この腐食の過程が重要なのです。
化学肥料と化学薬品の含まれない土は、ありとあらゆる微生物とバクテリヤが住むようになります。
この百華園の農園は、ありとあらゆる微生物とバクテリヤが醸し出すビタミンとか酵素で作られているのです。
二十世紀梨の樹豊水梨の樹、幸水梨の樹これらの梨の樹は、ビタミンと酵素を取り入れて成長をしていきます。
そしてそれらのビタミンと酵素郡は梨の実にも取り入れられるのです。これが梨の実の美味しくなる理由です。
生命維持と国体の発展という視点で、これは根本からの発想の転換をはかる必要があります。
食料を生産するという事と鉱工業の経済的効率の考え方とはまったく違ったイデオロギーでなければいけません。
そしてそれを踏まえたうえでの政策決定がおこなわれるべきだと考えます。 監修 勝部正雄
交配用の花粉作り
昔は各果樹農家さんも交配用の花粉を自家製で対応しておりましたが、近年は中国からの輸入花粉を使っている果樹農家さんも増えました。
現在では、果樹農家の20%くらいしか花粉作りを行っていない状況です。
中国の花粉もそれほど安価はものではありませんが、大規模な果樹農家さんは定期的に購入されているようです。
当園も万が一の時に備え、補充用には一部購入をしておりますが、殆どは自家製で交配用の花粉を作っています。
身土不二とスローフード・・・
日本には昔から語りつがれてきた言葉であり、仏教からきた教えなのです。私達の身と土とは切っても切り離せない関係にあり、昔は一里四方の作物を食していたら健全な身と精神が養われると言われました。
水になじむと言うことがありますが、まさしくそのことなのです。
いい水は、いい作物を作り有機物で栽培された化学薬品のなるべく少ない食べ物が私達人間には必要です。
スローフードの考え方も又しかり、現代のスピードの速度にとらわれる事なく、伝統的な食材や調理法、質のよい食品を守ることと書かれています。
そして質のよい素材を提供する生産者を守る。子供たちを含め、消費者に味の教育を進めるなど・・・
イタリアのブラ(BRA)という片田舎からスタートしたNPO(non-profit operation) 運動です。